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書籍:「図解でわかる行動ファイナンス入門」

書籍:「図解でわかる行動ファイナンス入門」(★★☆)

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先日の行動ファイナンスに関する書籍(こちら)に続いて、もう少し行動経済学に関して理解を深めようと思い本書籍を購入した次第。

尚、本書籍は、1998年に刊行された「市場と感情の経済学」の改訂新版である。

本書籍では、伝統的な経済学が前提としている、「最も合理的な」選択をするという人間行動原則は、必ずしも現実を反映したものとは言えないと定義している。例えば、人々は、経済合理性に反すると分かっていても、しばしば他人と協調したり、不公平(だと感じた)ならば提案を断ってしまったりという行動をとる。

また、同じ職種にも関わらず、産業によって給料に差が生じるのも、ミクロ経済学に於ける「一物一価」の原則に反する訳であり、この様な現象に焦点を当て、心理学と融合した新しいアプローチを解説している。但し、決して読み易い内容ではなかった。

個人的に興味深かった事例は、オークションなどに見られる「何故、ある企業を買収する際、市場価値より高いプレミアムを支払う事になるのか」という問題である。

この実績が示しているのは、買収対象にされた企業の株主たちは、その買収価格相当の利益を得るのに対して、買い手側の利益は、ごくわずか、あるいはゼロという場合が多いというものである。これは、所謂「勝者の呪い」と呼ばれるもの。

著者は、「勝者の呪い」こそは、認知心理学とミクロ経済学の組み合わせた、最新の行動経済学を用いて修正されるべき基本問題であり、カギを握る重要なPOINTは、認知上の錯覚が存在している事にあると指摘している。

この認知上の錯覚には、損失回避、保有効果と現状維持バイアスなどの心理的バイアスによる影響が挙げられるとの事。

セイラー教授の行動経済学入門セイラー教授の行動経済学入門
(2007/10/27)
リチャード・セイラー

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Author:eboys
日本にてWirelessおよびMedia関連のM&A業務を担当後、米国Silicon ValleyのVenture Capital FirmにてIT分野を担当。
現在は、日本に帰任、財務・会計部門に在籍中。
email: eboys.2005@gmail.com

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