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錦織圭選手とSONY:夢と1の作り方

2008年11月10日号の日経ビジネスに、日本テニス協会会長の盛田正明氏(ソニー㈱元副社長)の記事が掲載された。

記事の内容に関して、自分自身が、新規事業の立ち上げに関わっていることもあり、手本になるというか、そういうものなんだなぁと思うというか、色々と感慨深いものがあった。

100、10、1。ソニーにいた頃、井深大さんから学んだ数字です。新製品開発のアイディアが100件あっても、その中から10の新製品が生まれれば良い方。本当に飯の種になるヒット商品はたったの1つしか出ない。井深さんは常に『世の中に存在しない商品』を作り出すようにと目標を掲げました。言い換えると『夢を実現させよ』です。

米国から帰国後、幾つかのプロジェクトに関わったが、なかなか上手くいかない。
実力の問題だったり、環境の問題だったりと、理由は色々あるが、モノを世に出すというのは、とにかく難しい作業だ。こればかりは、勉強してもねえ・・・という焦燥感もある。
そういう意味で、「100、10、1」というのは、そんなものなんだな、というのが正直な感想。

通り一遍の目標や努力という次元を超えていましたね。常識や経験などが一切通用せず、頭の中を真っ白にして仕事に取り組むことが必要でした。厳しく、難しい仕事でしたが、夢に向かって邁進することにやりがいを感じていました。ところが、あれほど夢を意識していたのに定年退職したとき、これからの人生で追い求める夢がないことに気付いたのです。

但し、プロジェクトというのは、必ずしも自分の夢というレベルの話では無い時もある。
もちろん真面目に仕事はするのだけど、「これからの5年間を、本プロジェクトに全て注ぎ込む覚悟があるか?」と問われると、大概の人は、あんな事もしたい、こんな可能性もあるのでは、躊躇するのではないだろうか。

だからこそ、「夢を意識する」という事を、改めて考えさせられた。

定年退職後、盛田氏は日本テニス協会会長に就任、『自分の夢はテニス界のジュニア育成しかない』と考える様になった。では、『どうすればそれがかなうのか』と考えた時、12~13歳のジュニア選手を売国フロリダ州になる名門のテニススクールに留学させるテニスファンド2000年に立ち上げました。

一方、啓蒙書や先輩などには、「夢を持て」と言う人は結構多いのではないだろうか。
但し、それだけでは駄目というか、無責任というか、「どうすればそれがかなうのか」と考える事が大事なのだと思った。

但し、世界的な選手を何人も輩出してきた名門テニススクールでも、ただ日本から子供たちを送り込むだけではダメ。受け入れ側もビジネスなのだ。

「どうすればそれがかなうのか」と考えた時に、留学システムを構築しただけで満足しそうであるが、それだけでなく、二手目、三手目の具体的な施策を打ち出している点も手本になる。

その10年目の結果が、プロテニスプレーヤーの「錦織圭」選手の活躍に繋がる訳であるが、エピソードとビジネスが関連しており非常に面白い記事であった。
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  1. 2008/11/29(土) 21:18:43|
  2. IT関連
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書籍:「考えることの科学」

書籍:考えることの科学―推論の認知心理学への招待(★★★)

コメント:
人間の推論に就いて、心理学の立場から論じた書籍。
日常に於いて、無意識に判断している過程を、平易に説明されていて非常に面白い。

夕日を見て、「明日は晴れそうだ」と思う。
ある国を旅行して親切にされたので、「この国の人は皆親切だ」と思う。
「趣味はゴルフです」というのを聞いて、「裕福な人に違いない」と思う。
クシャミがやたら出るので、「カゼをひいたのかもしれない」と思う。

坂道を荷車で重そうな荷物を運んでいる二人がいた。
前を引いている人に、「後ろで押している子どもは、あなたの息子さんですか」と聞くと「そうだ」という。
ところが、その子に「前にいるのは、あなたのお父さんですか」と聞いたら、「違う」というのである。
いったい、どういうことなのだろうか。

「荷車で荷物を運んでいる」ということだけで、男性をイメージしてしまうのだが、
実は、母親が引いているとすれば何の矛盾もない。

しかしながら、人間は、上記の様に感覚データと知識を使って推論している。
人工知能の領域に於いては、自然言語を理解して人間と会話の出来るコンピュータの開発等を目指しているが、人間の様に「常識」をうまく使ってトップダウン的に理解することが非常に難しい問題とのこと。

また、会話や文章の理解において私達が使う知識体系を、一般に「スキーマ(Schema)」と呼ばれえうが、人間の記憶は、聞き手のスキーマに適合するように解釈され、変形されていくものらしい。

更に、社会的な関係の中での推論には、様々なバイアス(期待、感情など)を受けており、結果にも影響を与えるとの記載もあり、非常に示唆に富んだ一冊だと思う。

考えることの科学―推論の認知心理学への招待 (中公新書)考えることの科学―推論の認知心理学への招待 (中公新書)
(1997/02)
市川 伸一

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  1. 2008/11/24(月) 00:53:22|
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VMware buys Trango mobile virtualization company

11月10日付の記事で、米VMwareによる携帯電話向け仮想化技術企業Trango Virtual Processors (VP)社の買収と携帯電話向けの仮想化プラットフォーム「VMware Mobile Virtualization Platform (MVP)」が発表された。(こちら

既に日本語の記事もリリースされているが、携帯電話の歴史は、携帯電話向け検索エンジンが受け入れられた様に、パソコンの歴史の後を追っているということだろうか。

今回発表された携帯電話向けマルチOS対応という概念は、マルチアプリケーション、マルチチップセットという概念を含めて、2005年頃から聞く様になり、基本的には、この三階層の間に、Abstraction Layerと呼ばれるソフトウェアスタックを介して差分を吸収しようという試みだった。

当時から、概念としては比較的支持されていたが、特に日本製携帯電話端末は独自開発の部分が多く差分を吸収出来るのか、パフォーマンスが要求を満たせるのか、コストに見合うのかという意味では課題も多く挙げられていた。

今回のVMwareの発表にしても、どこまでニーズがあるのかは疑問であるが、携帯電話OSがSymbian, iPhone, Androidの3陣営に集約される環境下、アプリ開発企業にとっては面白い技術だと思う。

一方、”様子見”状態が続く日本のキャリア、携帯端末メーカーは、どのタイミングで動く(動かない?)のかも引き続き関心のある分野である。
  1. 2008/11/14(金) 23:56:02|
  2. IT関連
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書籍:「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」

書籍:「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」(★★★)

コメント:
ロスチャイルドという名をご存知ですか?
閨閥によって地球を網の目のように覆い
200年以上にわたり世界を動かし続ける影の支配者
彼らが目指すのは、大衆を家畜のように管理・コントロールする社会です。
一部のエリートが絶対的な権力で支配しようとしています。

という書き出しに惹かれて購入してみた。

基本的には、「戦争も含めた全ての経済活動は、ロスチャイルド一族をはじめとする支配者層が、自分たちの理想とする世界を築くため」という内容と、その論拠である。

著者が指摘している通り「そんなバカな」「小説じゃあるまいし」「くだらない陰謀論だ」とも思えるが、特にPrivate Equity(PE)なんかを担当してみると、「一概に否定は出来ない」とも思える。

具体的な事項として、

1764年にマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドが、ドイツ・ロスチャイルド商会を設立。

1789年、ロスチャイルド家は、一族であるモーゼズ・モカッタ銀行を通してフランス革命へ資金提供。

また、ロスチャイルド家の秘密の米国代理人であるモルガン商会(後にドイツ銀行に買収される)は、1892年にGE設立、1901年にUSスチール設立(鉄鋼王カーネギーを買収)、1907年にAT&Tを買収、1920年にはGMを支配、その後IBM、シティバンクにも投資を行う。

1851年には、ロスチャイルドに雇われたユダヤ人部下の部下であったポール・ロイターが、英国でロイター通信を設立。そのロイター通信から英国諜報機関MI5, MI6が誕生。そのMI6の指導を受けてCIAやモサドが誕生。

1913年には、米国で私有銀行「連邦準備制度(FRB)」が設立。米国政府は1株も保有していない中央銀行の誕生である。これにより、ドルというお金は、米国債を担保にニューヨーク連邦準備銀行が米国政府に貸し付けた債権であり、この中央銀行は配当を株主であるロスチャイルド傘下の銀行に支払うことになった。

1930年には、中央銀行の中央銀行である国際決済銀行(BIS)が設立。

など、歴史を見ていくだけでも非常に興味深い。
この他にも、ロスチャイルド一家と戦争との関わりについても記載されおり、また日本に関する記述もある。

この様に、世の中には、自分が見えている世界だけでなく、より大きな力が働いているのでは?と受け入れられる人にはオススメの書籍です。

金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫 あ 3-1)金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫 あ 3-1)
(2008/09)
安部 芳裕

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  1. 2008/11/10(月) 22:00:00|
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悩みの先に見えてくること

新規事業の立ち上げを担当してみると壁に当たる日ばかりである。
但し、自分でプロジェクトをリードしたからこと見えてくるモノもある。

新規事業に関する書籍には、色々なキーワードが記載されている。例えばスピード。

現現に於いても「スピードが重要である」という事をよく聞くが、本当の意味で、スピードの意味を理解して指示が出されているのか疑問に思う事も多い。

私が、認識させられたのは、自分自身の実力を正確に理解する事である。
言い換えると、身の丈に合った戦略を採択するべきであり、何を競合優位性として事業化するのか?という事だ。

極端に言えば、それだけに集中して、他の事は捨てることによりスピード向上を図るべきだと思う。

競合企業だって、当然スピード重視である訳だから、いくら工程管理上の事だけ述べても意味が無い。また、スタートアップ企業でもない限り、そのプロジェクトには色々な関係部署・関係者が介在する訳で、その様々な意見を聞いているうちに不安は増大してくるため方針がブレたり、意見調整やら根回しやらで累乗的に時間が浪費されていく。

また、人間は自分が見たいモノしか見えない、という事も実感する。
直感的に「こういう展開になったら最悪だな」とは考えるが、可能性は低いと整理する事も少なくない。然しながら、必ず最悪なケースが訪れるものである。なんとしても、先手を打つ事が重要である。

ビジネスに於いて、当たり前な事を当たり前に実行する事が如何に難しいという事だろうか。
  1. 2008/11/01(土) 23:25:44|
  2. 日本の日々
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プロフィール

eboys

Author:eboys
日本にてWirelessおよびMedia関連のM&A業務を担当後、米国Silicon ValleyのVenture Capital FirmにてIT分野を担当。
現在は、日本に帰任、財務・会計部門に在籍中。
email: eboys.2005@gmail.com

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